八木山バイパス4車線化 2019年度事業化決定
2018年3月30日、国土交通省が八木山バイパス四車線化へ向けて調査方針を表明
2016年12月20日「福岡県議会八木山バイパス四車線化整備促進議員連盟」発足
筑豊地区の振興に大きな役割を果たしている※1国道201号のバイパスである八木山バイパスは、2014年10月から無料化されています。
しかし、バイパスはそれまで一日約1万3,000台だった通行量が約2万6,000台に増加し、交通渋滞の慢性化で交通事故件数は年間10件程度だったものが、2015年度には34件も発生しています。
その原因の多くが八木山バイパス区間のみが対面通行のためです。道路の新設や拡幅・改良は、用地買収や予算・優先度の関係があって、一般的に完成には長い時間を要します。
※1:国道201号線は苅田町~福岡市へと福岡県を東西に横断する、重要な産業道路です。全長91.1kmのうち福岡市内から仲哀トンネルまでは、そのほとんどが四車線化への移行が完了。八木山バイパスの13.3kmのみが取り残された状態になり、交通のボトルネックとなっています。
今般、八木山バイパスの4車線化を早期に実現するため、
2016年12月20日に「福岡県議会八木山バイパス四車線化促進議員連盟」が発足
2017年1月23日、7月20日、2018年3月14日と国土交通省及び財務省、北九州国道事務所などに対する八木山バイパス四車線化の早期着工を求める要請行動を行ってまいりました。
2018年3月30日、国土交通省が八木山バイパス四車線化に対する調査費の計上を発表
2016年12月20日の「八木山バイパス四車線化議員連盟」の発足より僅か1年3か月ですが、早期の実現のため建設費確保の方法として※2再有料化などについて調査をします。
皆様の納得のいく形で、そして早期の実現を目指して全力で取り組んでまいります。
※2:再有料化については従来の料金の半額以下、あるいはETCの利用による朝夕のラッシュ時は、それ以下に押さえるなど限りなく低料金にする必要があります。その実現のためにしっかり取り組んでまいります。
八木山バイパス四車線化は筑豊のひいては福岡県全体の産業の発展に寄与するものとなります。
1985年の開設当時より、四車線化に向けた用地の買収はすでに完了しており
場所によっては橋脚などの下部工も一部完成しています。
出来得る限りの早期の完成をめざし、懸命に取り組んでまいります。