県議会活動報告 Vol.48 Web


風を通そう!

福岡県議会議員 吉村 敏男(よしむら としお)
【飯塚市・桂川町(嘉穂郡)】


小川知事と災害現場視察(頴田支所屋上 7月12日)

平成30年九月定例会、10月12日に閉会

9月7日に開会された県議会9月定例会は、7月の西日本豪雨で被災した道路・河川等の復旧や商工業者・農林漁業者の支援等に要する284億円余の一般会計補正予算、平成29年度決算関係議案20件、県議会議員の定数に関する議案など、合計42議案を原案通り可決し、10月12日閉会しました。我が会派の代表質問と知事答弁は以下の動画をご覧ください。

【関連動画】平成30年9月定例会 13日(木)国民民主党県政クラブ県議団 代表質問

国民民主党・県政クラブ県議団
大田 京子 福岡県議会議員

一、県政推進の基本姿勢について
1.県職員による不祥事の再発防止
2.西日本豪雨災害への対応
3.在福岡タイ王国総領事館の開設を契機とした日タイ交流の促進
4.入札評価項目の見直し
5.外国人のための医療体制の整備
6.人口減少地域における地域振興
一、農林水産行政について
1.本県における主要農作物種子の保全
一、障がい児保育の拡充について
一、教育行政について
1.学校における働き方改革の推進
一、その他県政一般について

【関連動画】2018/9/13 平成30年9月議会 代表質問を終えて

飯塚市山口の通行止め、10月25日午後2時片側通行で一部解除へ

【関連動画】県道65号線(筑紫野筑穂線)が10/25日午後2時片側交互通行で再開します

県道65号、筑紫野筑穂線は筑紫野市二日市中央から飯塚市平塚を結ぶ全長約21kmの基幹道路です。
この道路が去る7月6日の西日本豪雨により飯塚市山口地区で高さ約20m付近から崩落し、県道は約38mに渡って通行不能の状態となりました。

被害状況の調査の結果、崩落斜面は高さ約40m~50mにかけてクラックが多数あり、容易な土砂除去では、更に崩落する恐れがあることから、現在、飯塚県土整備事務所において詳細調査に基づく完全復旧対策が進められています。

しかし、同時に被害が発生した、県道60号、飯塚大野城線(通称ショウケ越)の福岡側も大規模崩落し、通行不能となり、そのため山口地区の地元住民の方が利用している幅員の狭い旧道を通行し福岡方面へ向かう車が日を追うごとに増加していました。

これが地元に大変迷惑をかけていることから、筑穂地区の自治会から「早期の片側による通行再開」の強い要請が出され、協議の結果、9月18日に片側交互通行のための工事に着手しました。

当初は10月中旬完了の予定でしたが、道路下の地盤が予想以上に固いため、少し遅れて、完了は10月下旬頃になる予定となっています。

※平成30年10月25日午後2時に片側交互通行として通行再開いたしました。諸関係の迅速な努力に心より感謝申し上げます。

【関連動画】2018/9/28 県道65号線(米の山峠)通行止め崩落現場より
【関連動画】2018/7/9 国民民主党県政クラブ県議団 2018西日本豪雨災害対策本部設置

タイ王国福岡総領事館2018年10月1日開設
~地方議会の働きかけとして画期的成果~

【関連動画】2018/9/29 JR博多CITY イベントスペースにてテープカット

福岡県議会とバンコク都議会が友好提携を締結して、今年で11年になります。
この間、タイでのゴミ処分場の福岡方式の普及や、高齢者の健康づくりの推進、高校生の相互交流など、多岐にわたり交流を進め、また、バンコク都等に12台の消防車を寄贈したことに加え、去る8月には、ナコンシータマラート県に消防車1台、ごみ収集車2台を贈る調印式を行いました。

さらに、2016年1月と3月にタイ観光庁福岡事務所とタイ貿易センター福岡事務所が相次いで閉鎖されたことを受け、私が約9年間会長を務めています県議会タイ友好議員連盟は、「両事務所の再開設ではなく、総領事館の開設を目指す」ことを決めました。

その後、約2年に渡り、バンコク都議会の人脈を頼りに、タイ政府のドーン外務大臣やソムキット副首相、軍政No.2のタナサック副首相などに対する要望活動を展開し、その結果、2018年1月16日のタイ政府の閣議で「福岡に総領事館を開設する」ことが決定され、2月8日、来福したソムキット副首相により正式に発表されました。

色々な好条件が重なったとはいえ、外国の公館が国内で開設されるのは約6年ぶりであり、これが地方議会の働きかけで実現したという点において、画期的成果ということができます。

今回は臨時事務所として博多駅近くのJRJP博多駅ビル3Fに開設され、九州・沖縄と中国地方の13県を管轄することになります。正式事務所には入居を予定する新ビルの完成を待って、来年4月~5月に移転する予定となっています。

また、閉鎖されていたタイ観光庁福岡事務所もソムキット副首相の指示により、8月1日から仮事務所で業務を開始し、10月には正式事務所に移ることになりました。これにより、福岡・九州・中国地区とタイとの交流は飛躍的に拡大することが期待されます。

  • タイ王国総領事館開設記念事業「タイフェスティバル福岡」のため来福した、バンサーン・ブンナーク駐日タイ大使とガッチリ握手
    (2018/9/29 博多駅前)
  • 着任したタイ王国観光庁、ルーンティップ・ワンパティカン・キムラ福岡事務所長

    (2018/9/14 議長室)

  • 着任した在福岡タイ王国アッタカーン・ウォンチャナマース総領事(2018/10/1 議長室)
  • タイフェスティバル福岡のテープカット
    (2018/9/29 博多駅前)

88.6%に改善-小・中学校正職員比率(平成30年4月現在)

本県における公立小中学校の正規教員の割合は平成29年4月現在86.4%で、全国ワースト2位となっており、学級運営や授業に支障が出ているばかりでなく、児童・生徒の学力の向上にも大きな阻害要因となっています。

平成28年度6月議会の我が会派の代表質問以降のさまざまな取り組みや折衝によって、正規職員比率を平成35年度までに96.4%まで改善することを県教委に明らかにさせることができました。今回、平成30年4月時点での正職員化比率が公表され、その結果、表中H30年達成の正職員化計画を0.2%上回り88.6%に改善されたことがわかりました。


八木山バイパス鳴淵ダム入口交差点
赤信号時間15秒短縮(6月26日から)

2014年10月から無料化された八木山バイパスは、通行車両の増加と対面通行のため、交通事故や故障による渋滞の他、自然渋滞の慢性化が問題となっています。

その解消のため、2016年12月に福岡県議会八木山バイパス四車線化促進議員連盟が発足し、私が会長を務めています。
2017年1月以降、国土交通省及び財務省、北九州国道事務所などに要請行動を重ねた結果、2018年3月、国土交通省が4車線化に対する調査費を異例の早さで計上しました。

しかし、その実現には、まだ時間を要します。そこで、同バイパスの渋滞解消の当面の手立てとして、八木山バイパス鳴淵ダム入口交差点の赤信号時間の短縮について、警察常任委員会で質問し、検討を要請したところ、同交差点の利用実態調査で、鳴淵ダム側からバイパスに対して、いわゆる従道路から進入する車両が少なく、横断歩行者も1日に数人であることがわかりました。

その結果、
①歩行者が押しボタンで横断する場合、バイパス側の赤信号はこれまでと同じ33秒とし
②車輌が半感応式で従道路からバイパスに進入する場合の赤信号は18秒となり
これまでと比べ15秒短縮され、6月26日から実施されています。このことにより、これまで自然渋滞の場合、九郎丸トンネル手前地点位で自然渋滞により完全に止まっていたものが、現状ではノロノロでも少しずつ動くようになりました。


筑豊本線(原田線)桂川駅~原田駅間
平成30年度末に運転再開の見通し

平成30年7月5日からの西日本豪雨により、嘉飯地区は、頴田地区、幸袋地区の床上床下浸水を始め、斜面の崩落による道路の通行止め等、大きな被害が発生しています。JR筑豊本線も特に上穂波駅から山家駅間の被害が甚大で、築堤崩壊や切取崩壊、土砂流入など28ヶ所で線路の被害が発生し、また、ケーブル、電柱などの電気関係の被害が11ヶ所となりました。

現在、桂川駅~原田駅間は全面運休し、7月11日から同区間は1日8往復のバス輸送で代行していますが、この原田線は元々鹿児島本線の代替ルートの役割もあることから、被災直後から土砂撤去など可能な部分から復旧工事に着手しており、9月下旬、JR九州は工事が順調に進んだ場合、平成30年度末に運転再開の見通しであることを公表しました。これで少し安心ですが、JR九州には、日田彦山線の復旧にも積極的に取り組むよう、今後も強く働きかけていかなければなりません。

  • 宙に浮いた線路(上穂波駅~内野駅間)
  • 線路破損個所の復旧作業(上穂波駅~内野駅間)
県議会定数1増の87に決定~福岡市東区を定数4人から5人へ
 県議会では、平成27年の国勢調査人口及び公職選挙法の規定等を踏まえ総合的に検討した結果、人口増が著しい福岡市東区の定数を1人増やして5人とし、また、平成30年3月時点の住民基本台帳人口が3万人を越えているうきは市の定数1人を残し、県議会定数を1増し87人とする条例も9月定例県議会で可決しました。この条例は、来年4月の県議会議員選挙から適用されることになります。なお、他の選挙区は従前どおりです。
都市計画道路鯰田中線(1.07km)
平成31年度供用開始

平成13年度に用地買収、平成18年度から工事着手し、約126億3千万円をかけて完成を目指している鯰田中線は、最も大きな工事である橋が完成し、平成31年度中の供用開始を目指し、最後の工事が進んでいます。

これにより、国道200号バイパスと県道飯塚福岡線が直結され、慢性的な交通混雑の緩和や産業振興など大きな効果が期待されています。


PHOTOGRAFFITI

  • 「無い物は無い」との自虐的スローガンでの地域作りが成功し全国的に注目されている隠岐諸島海土町を会派で視察(2018/6/28)
  • 西日本豪雨 小川知事への復旧対策申し入れ

    (2018/7/9)

  • 県内高校生のタイ・バンコク訪問団による議会表敬
    (2018/7/27)
  • 県議会日韓議員連盟による福岡韓国総領事館表敬(前列、私の隣が孫鍾植総領事 2018/9/7)
  • タイフェスティバル福岡にて福岡便就航26年を記念して出展したタイ航空のブースにて(JR博多駅前 2018/9/29)
タイのチェンライの洞窟に閉じ込められた少年の救出に日本が協力したことを知り、そのお礼の気持ちを込めてバンコク都のワット・ヌアンノラディット高校の生徒たちが、西日本豪雨の復旧・復興を祈り描いてくれたという絵と横断幕を受け取りました。この絵と横断幕は、本県および県内市町村が復興支援で職員を派遣している、愛媛県の宇和島市に届けられ、地域の公民館で展示されるとともに、福岡県庁でも展示されました。(2018/9/28 県庁ロビーにて)

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