風を通そう!
福岡県議会議員 吉村 敏男(よしむら としお)
【飯塚市・桂川町(嘉穂郡)】
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
あけましておめでとうございます。良い年をお迎えのことと存じます。今年も元気一杯、力一杯、県政推進・地元の発展のため全力を尽くします。よろしくお願い申し上げます。
2019年新春
吉村敏男
八木山バイパス4車線化の更なる
前進を求めて国土交通省要望活動
前進を求めて国土交通省要望活動
「福岡県議会八木山バイパス四車線化議員連盟」は平成28年12月に結成され、私が会長を務めています。この間、議連として国交省九州地方整備局や同省北九州国道整備事務所に対し要望活動を行った他、国土交通省にも三回要望活動を行い、その都度、事務方トップの事務次官や大臣官房技術総括審議官、道路局長等に直接会って、八木山バイパス4車線化の緊急度の高さを説明してきました。
その結果、こうした道路関係では異例とも言える早さで、平成30年度予算で調査費が計上されることになりました。今回の要望は、平成31年度の予算編成に当たり、4車線化に向けて更にもう一段、ギアを上げてもらうことを目的に、平成30年12月21日に議連で国交省を訪れ、森昌文事務次官をはじめ、菊地身智雄技監、池田豊人道路局長、増田博行大臣官房技術総括審議官、他2人の関係次長、課長に要望活動を行いました。今回の要望により、八木山バイパスの4車線化が更に実現に向けて前進することを期待しています。
12月定例県議会終了
平成30年12月3日から20日までの日程で開催された12月定例県議会は、平成30年7月6日西日本豪雨の災害復旧・復興費約27億6千万円余、福岡空港民間運営会社への出資金37億7千万円を含む、平成30年度一般会計補正予算など20議案を原案通り可決し、閉会しました。
飯塚市山口地区10月25日から片側交互通行
7月6日の西日本豪雨による飯塚市山口地区の土砂崩落により、県道筑紫野~筑穂線は全面通行止めとなりました。多くの車が狭い旧道を通ったため、地元の皆様には大変御迷惑をおかけしていましたが、筑穂地区の自治会等の要望を受け、飯塚県土整備事務所に緊急要請した結果、10月25日午後、片側交互通行で全面通行止めが解除されました。
この工事は、当初、福岡県と飯塚市がそれぞれ担当区域を決めて工事を行う予定でしたが、災害関連緊急事業として福岡県がすべて実施することになりました。工事は今年度中(平成31年3月まで)に着工し、約1年をかけて竣工する予定です。その間、今年の梅雨に備えて昨年崩落した地点が大雨で再び崩落しないよう、5月頃をめどに予備工事が実施される予定です。
12月定例県議会の補正予算で可決された災害復旧費約4億7千万円で完全復旧工事を実施します。
ショウケ越えも3月上旬前後に片側交互通行で再開予定
同じく西日本豪雨で長さ約80mにわたって斜面が崩落し、現在、全面通行止めになっているショウケ越え(頂上から宇美町側への約2kmの地点)県道飯塚~大野城線についても、地元の要望を受け対応を求めていましたが、1月中に約3億円をかけて着工し、約1年後をめどに全面復旧させることになりました。この間、3月中にとりあえず本体工事を行いながら、同時に片側交互通行ができるように工事が実施されることになっています。
県議会活動報告に過去最大の約950人、ありがとうございました。
11月26日(月)18時30分より、飯塚市のことぶき会館で第20回県議会活動報告会を開催しました。この報告会は初当選以来、毎年1回11月に開催していますが、今回は昨年の約900人を上回る約950人の皆様に御出席をいただき、盛大に催すことができました。
当日は小川福岡県知事や片峯飯塚市長、西村連合福岡会長の祝辞の後、私の方から飯塚市内の産業廃棄物処分場の不法投棄の行政代執行終了や、平成30年7月6日の西日本豪雨で全面通行止めとなった、県道筑紫野筑穂線の飯塚市山口地区の斜面崩落による全面通行止めが、飯塚県土整備事務所の積極的対応により、10月25日に片側交互通行になったこと、ショウケ越えの宇美側の崩落による全面通行止めの復旧の見通し、桂川町役場から国道200号への県道延伸、今回の豪雨で大きな被害を受けた庄内川や庄司川の今後の水害対策。
また、小中学校の正職員比率を平成35年度に現行の86.6%から96.4%に引き上げること等、この4年間の主な取り組みや、今後の私の活動目標等について報告しました。二部の交流会は、藤田自治労福岡県本部委員長の乾杯でスタートし、井上桂川町長のバンザイ三唱で終了しました。出席していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
「性犯罪防止条例」議員提案条例として2月議会提案、性犯罪の元受刑者の所在把握=届け出義務化
地方分権の進展などにより自治体の責任領域が拡大する中、地方議会の責任と役割はますます大きくなってきており、議会が住民ニーズを的確に捉えてこれを県政に反映するためには、執行部に対する政策提言や条例の提案など、政策立案機能の充実強化がいっそう重要になっています。
そうした状況を受け、2015年8月にわが会派が提案し、これまでその都度議論していた議員提案条例を「常設した小委員会で、理念条例ではなく、効力ある条例を年1本提案」することで各会派が合意し、その後、改善を加えながら、今は各会派から選出された委員による議員提案政策条例検討会議を設置し、これまで以下の条例を制定しました。
※暴力団撲滅条例は県議会の提案により執行部提出
平成21年10月19日公布
福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例
平成24年3月2日公布・平成27年3月3日一部改正
福岡県薬物の濫用防止に関する条例
平成26年12月25日公布
観光王国九州とともに輝く福岡県観光振興条例
平成28年10月11日公布
福岡県犯罪被害者等支援条例
平成30年3月30日公布
今回の性犯罪防止条例は本県の人口10万人当たりの性犯罪の発生件数が8年連続して全国ワースト2位
(2017年411件、1位は大阪府)であることや、福岡県警が三大重点目標としている①暴力団の壊滅②飲酒運転の撲滅③性犯罪の抑止のうち、暴力団と飲酒運転関係はこれまで実効性のある条例を制定していますが、性犯罪に関する条例はないため、昨年からわが会派が条例化を提案し、時間はかかったものの検討会議の全力の取り組みにより、今回「条例案」として各会派が了承したものです。今後パブリックコメント(意見公募)を実施し、2月定例県議会で議員提案条例として提案され、議決された後施行される見通しです。
主な内容は
1.子どもへの強制性交や強制わいせつ、児童買春などの性犯罪で服役した人が刑期満了から5年以内に県内に住む場合、住所を定めた日から14日以内に氏名・住所・性別・生年月日・過去の罪名などを知事に届けるよう義務付ける。
1.県外に転出する際も届け出が必要で、怠ったり虚偽の届け出をした場合は、5万円以下の過料の対象とする。
1.元受刑者の社会復帰支援と、知事は必要に応じ再犯防止プログラムや治療を受けるよう勧奨し、受診費は性暴力から守る観点から無償とすることができる。
NEW:2019/2/22【平成31年2月議会最終日 「福岡県性犯罪防止条例」成立】
筑豊ハイツ屋外テニスコートに観覧スタンドと日除けシェルターが設置されます
2018年5月の第38回飯塚車いすテニス大会から天皇杯、皇后杯が冠されるようになり、アジアにおける車いすテニス大会で唯一のスーパーシリーズとして益々注目度が高くなり、また「イイヅカ方式」と言われる多勢のボランティアの参加で世界から集まる選手の評価も非常に高い同大会ですが、悩みのひとつがメインコートである市営コートに観覧席がないことでした。
そのため毎大会ごとに仮設スタンドを設置して対応していましたが、1回に200万程の費用がかかり運営費の5%を占めていました。そのため今般、福岡県広域元気づくり事業費補助金(平成30年4月27日決定、交付決定額約3,740万円)を利用してメインコートの両サイドにそれぞれ観覧スタンド(4段、収容最大222人)を設置し、併せて約60m2の日除けシェルターも整備されることになりました。観覧スタンドには最前列に車いす利用者の専用スペースを確保し、最大29人の観覧が可能となっています。昨年12月に工事着手し、今年3月上旬には竣工の予定です。
平成30年度「子供と家族・若者応援団表彰」で内閣総理大臣表彰を受賞した「いいづか人材育成グループ『ユリシス』」による知事表敬
(県庁特別会議室 H30年12月20日)
同団体は①外国人のための日本語教室運営支援②飯塚市成人式の運営支援③国際交流を目的とした主催事業(民間財団の助成事業を活用して実施)を目的に平成21年11月に設立されました。会長は近畿大学附属福岡高等学校3年の山下海音(かのん)さんが務め、中学生・高校生メンバー40名と大学・社会人メンバー8名、スタッフなど7名の合計55名で活動しています。
元々は平成19年~20年度に飯塚市教育委員会主催の「飯塚市中学生海外研修事業」に参加した研修生が中心メンバーとなり、飯塚市を中心として活動しているボランティアグループです。「地域貢献」「異世代間交流」「国際交流」などの活動のため、来日間もない外国人支援と異文化交流を目的とした日本語教室の支援等の活動が評価され、今回の受賞となりました。おめでとうございます。
PHOTOGRAFFITI
タイ政府観光庁福岡事務所が2018年11月30日博多区のオフィスビルに2016年1月に閉鎖されて以来、2年10ヶ月ぶりに再開設されました。同10月には九州沖縄中国地方の13県を担当するタイ政府の総領事館が開設されており、両事務所の同時開設により福岡・九州とバンコク・タイとの交流がより活発になることが期待されます。また、こうしたタイ側の「福岡シフト」もあり、タイのLCC航空会社ライオン・エアが2019年2月にバンコク・ドムファン空港と福岡空港との間で1日1往復(朝7時福岡到着、朝8時30分出発)の便が新設されることになっています。