2014年11月台湾故宮博物院収蔵の宝物
九州国立博物館への展示決定

 県議会には現在7つの国際議員連盟があります。そのひとつである福岡・台湾友好議員連盟(私は相談役という立場)が10月24日から26日まで3日間の日程で台湾を訪問しました。その目的は
@台北市議会との友好親善協定の調整
A台北市立青年公園における友好記念桜の植樹
B故宮博物院収蔵の宝物の九州国立博物館への展示 誘致の3点でした。
 その内@については台北市議会副議長との間で今後も協議を進めることで合意しAについては10月25日に現地産の昭和桜100本を植樹しました。そして最大の目的であったBについては呉副総統との面談の中で2014年10月の東京国立博物館に次いで11月に九州国立博物館に誘致展示することが決定しました。台湾故宮博物院の収蔵数は約69万点といわれ、日中戦争時、北京から南京に移されていた中国5千年の宝物が1949年の中国における国共内戦で国民党の蒋介石が共産党を率いる毛沢東に敗れ、台湾へ逃れる際に南京から運ばれたものです。その宝物群は、これまで1996年ニューヨーク、1998年にパリ、2003年にドイツのボン、2008年にウィーンで展示されています。
 わが国では2011年3月25日に「借り受けた物は元に戻す」「司法による差押え請求の免除」等を明記した「海外美術品等公開促進法」が成立し、今回、初の国内での展示が実現することになりました。東京はともかく、東北、大阪、名古屋、石川等の各地も手をあげていた中での九州国立博物館への決定です。
 台湾の対日窓口機関である亜東関係協会廖会長や台北駐福岡経済文化弁事処の曽処長の御尽力のおかげです。故宮が誇る絵画・磁器・玉器等、ぜひ御覧下さい。