福岡空港の国内線ターミナル再編事業が動き始めましたので概要をお知らせします。

2012年離発着回数15万5千回に迫る。

福岡空港の離発着回数が2012年中に容量限界を約1万回上回り、約15万5千回に迫ることが確実となりました。なぜ、想定より、1万回も離発着回数が増えても、何とかなっているのか?この容量限界問題は、これまでも代表質問や一般質問でも繰り返し知事の所見を質してきました。従って、今回の結果は、容量限界の精度が厳しく問われることになります。今号では、取りあえず現在の再編事業等の内容についてお知らせします。


福岡空港の需要予測の再精査結果について
旅客数については、国内線が、2030年度で1,487万人(前回1,700万人)、国際線が498万人(前回436万人)となり、合計で1,985万人(前回2,137万人)。
発着回数については、国内線が、2030年度で14.2万回(前回15.0万回)、国際線が3.4万回(前回3.0万回)となり、合計で、17.6万回(前回18.1万回)。
福岡空港 国内線ターミナル地域再編事業

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国内線ターミナル地域(東側)のエプロン誘導路部において、発着航空機の輻輳に伴う慢性的な遅延・待機が発生。
この混雑を解消するため、エプロン誘導路を二重化する。
二重化のためには、構内道路の付け替えや駐車場の集約整備(国)、ターミナルビルのセットバック(空ビル)等の事業が必要。
事業概要:国整備分(エプロン改良・排水工・構内道路・駐車場等)/ビル整備分(第1ターミナルビル建て替え・第2ターミナルビル改修)
福岡空港の平成24年度事業について
滑走路増設に向け、平成24年度から環境影響評価の手続きに着手する。
誘導路二重化を含む国内線ターミナル地域の再編事業に着手する。
現状
滑走路:2,800m
旅客実績:〈国内〉1,353万人、〈国際〉243万人(平成22年度)
主要路線:〈国内〉153往復/日 新千歳(3)、東京(50)、中部(10)、大阪(10)、関西(2)、宮崎(9)、鹿児島(3)、那覇(18)等 〈国際〉185往復/週 ソウル(56)、上海
 (21)、台北(18)、大連(11)、釜山(28)等
第2滑走路増設案の概要

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処理容量:14.5万回→18.3万回/年
工事期間:約7年(※他に環境影響評価、用地買収、埋文調査等の期間が必要)
概算費用:約1,800億円(民間事業含む)